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校舎主任 佐藤賢司

 現代の社会の変化は急速です。かつてはなかった様々な職業が次々と生まれ、それらがまた社会を変化させています。このような時代だからこそ、しっかりと基本を付けることが大切ではありますが、社会に出てゆくには、いわゆる“受験学力”のみでは不十分なことは明らかです。確かな基礎学力の上にたちながらも、社会の変化に対応して新たに物事を学び、捉えなおすことのできる柔軟な知性が必要なのです。

 「自ら学ぶ力」…かつて“新しい学力観”と言われた資質・能力が、現代社会を切り開く力として、あらためて重要視されていると言ってもいいでしょう。平野校舎では、カリキュラム全体を通して、このような、“生きて働く力=新しい学力”の獲得を目指しています。

 平野校舎は、1学年3クラス(120名)という少人数の学習環境で、これまで一貫して 生徒一人ひとりの多様性を大事にした教育に取り組んできました。学校教育目標である「創造探究」「自主自立」の精神は、教科の学習のみならず、学校行事や生徒会活動、クラブ活動などすべての場面で強く意識され、その結果、生徒の自己学習力は3年間で大きく伸びてゆきます。

 また平野校舎は、平成27年度から文部科学省「スーパーグローバルハイスクール(SGH)校」に認定されています。グローバル化社会でリーダーシップを発揮できる人材育成のプログラム開発に取り組み、全生徒による【課題研究】、全教科における【アクティブ・ラーニング】、ルーブリックを活用した【評価指標の開発】などで着実に成果を挙げています。SGHの活動では、大阪教育大学はもとより、大阪大学、京都大学、関西大学等との連携・協働により、主に【課題研究】において大学教授や大学院生からのサポートを得ています。また、地域で活躍している方々や、海外フィールドワーク先のタイやカンボジアの医療関係者・NPOスタッフの方々などからもご協力をいただき、生徒たちは現代社会の様々な課題に対してリアリティをもって学んでいます。

 さらに、ここ平野地区には、本校舎に隣接する附属平野中学校、附属幼稚園をはじめ、附属平野小学校、附属特別支援学校があり、これら五校園で連携を図りながら教育研究に臨んでいます。こうした豊かな学びの環境が整っていることが、附属高等学校平野校舎の大きな魅力です。

 私たちは生徒一人ひとり思いを大切にし、その無限の可能性を信じて、未来を切り開く若者らしいチャレンジを全力で応援します。そして、ここ平野校舎での学びが、生涯生きることを願っています。