1年生全員が、課題研究の3つのテーマ「医療・保健」「防災・減災」「格差・貧困」に関わる大阪周辺の6カ所の諸施設を訪れ、フィールドワークを実施しました。それぞれの場所では、大阪における現状と課題について、実際の現場を視察し現場の方々からの話を聴きました。
フィールドワークを終えた生徒は、異なる施設を見学した生徒が集まってグループを編成、フィールドワークの様子を報告しあいました。この情報交換会をとおして、訪問できなかった施設の様子を知り、自らの研究テーマとの関連性等について考察する機会となりました。
2学期からはグループごとにテーマを設定し研究活動を進めていきます。
大阪大学医学部附属病院
阿倍野防災センター
地下河川トンネル見学
釜ヶ崎支援センター
<情報交換会後の生徒の感想>
・「医療・保健」「防災・減災」「格差・貧困」の3つの分野は日本が今抱えている課題である。3つは全て繋がっていて、1つのことだけでなく他の分野からもその問題を見つめ直すことで新たな解決方法が見つかるかもしれない。
・知らなかったことを知ることによって、自分たちが考えている課題に、また新たな課題が増えた。
・テレビやインターネットに出ている情報とは違う事実もあることにとても驚いた。自分たちが感じて驚いたことの中には、きっと他の人が知らないこともあると思うので、理解を深めてわかりやすく伝えられるようにしたい。