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大阪大学留学生とのSDGsテーマ交流会

2022/6/22

1月に実施された「高校生国際会議」では、大阪大学修士課程や博士課程に在籍する留学生7人(バングラデシュ、イタリア、ペルー、サウジアラビア、米国、ベトナム、ヨルダン)がサポーターとして参加いただき、分科会やシンポジウムなどでは、それぞれの研究分野から専門的な質問やアドバイスをしていただきました。

3月14日(月)の午後、本校に、上記留学生のうちの4人(バングラデシュ、ペルー、サウジアラビア、ヨルダン出身)の方々をお招きし、高校生国際会議の分科会で発表した4チームの高校生と一緒に交流会を実施しました。

交流会は、各チームのテーブルに順に留学生の方に入っていただく方法で進められましたが、高校生からは研究内容の発表(英語)が、留学生からは高校生の発表と関連するSDGsのテーマについて、それぞれ自国での取り組みなどが紹介されました。

例えば、「土砂災害の発生を抑制する」をテーマに研究を進めたチームでは、ヨルダンの留学生から、「自身の国は砂漠地帯にあり年間の降水量は少ない。しかし、樹木が育たない土地であり、ひとたび雨が降ると大きな被害にあう。」と、ラクダの住む砂漠地帯の写真を見せながら話していただき、生徒たちは、日本と他国との自然災害の違いや防災への考え方の違いなどをあらためて認識していました。

いずれのテーブルでも、生徒たちからの沢山の質問一つ一つにていねいに答えていただき、時間いっぱいまで、活発な意見交換を行うことができました。

<分科会発表テーマリスト>

Aグループ:「幼児へのジェンダー教育~エシカル素材のリメイクでジェンダー教育を広めよう」

Bグループ:「子供の読書量を増やすには~幼児にとって魅力的な絵本を作る」

Cグループ:「コスメを通して地球環境を考える~化粧品使用者の意識改革」

Dグループ:「土砂災害の発生を抑制する~樹木の根の張りの違いによる保水力と、災害発生の因果関係について」