第49回文化祭が、9月12日、13日の2日間にわたり行われました。今年度は、コロナ禍における感染防止の衛生管理といった対策を踏まえなければならず、生徒と教職員のみによる開催となりました。文化祭自体が中止となる学校が多いなかで、生徒たちは休校期間の延長にともなう短い準備期間と感染防止を前提とする制約という厳しい条件下で、綿密な計画を立て、アイデアと工夫を凝らした催し物を考え出していました。例年の1年生の舞台劇は、映画の制作と上映という形になり、2年生の模擬店や飲食店は感染防止を徹底した内容でありながら、楽しさや面白さを追求しており、毎年好評である3年生合同模擬（お化け屋敷）は、「和と洋」という2つコンセプトに分けて行われました。こうした前例のない企画で構成された文化祭でしたが、生徒たちは、困難を乗り越えるために懸命に頑張り、そして楽しいひと時を満喫していました。試練を乗り越えた後の達成感は大切な思い出として生徒の心の中に残り続けるでしょう。