附属池田小学校事件があった6月8日の「学校安全の日」をうけ、平野校舎では6月10日（木）に防犯訓練を実施しました。訓練では、授業中に不審者が構内に侵入したという想定のもとで、迅速な初期対応の方法を生徒・教職員全員で確認しました。今年は、教室内にバリケードを作る方法を訓練するとともに、さすまたを使用し、警察が到着するまでのいわゆる「リスポンスタイム」を教職員の手で、どのように対処するかを具体的に考えました。

　生徒の事後アンケートでは、「教室外でもし不審者と遭遇した時も、落ち着いて先生が言っていた対応を思い出せるように日頃から考えておこうと思った。」という前向きな感想や、「不審者は、自分が周囲にあやしいと思われないように侵入してくることがあり得ると思いました。誰にでも挨拶をするように心がけようと思います。」という危機管理意識に関するコメントがありました。訓練の最後では、堀川副校長先生の講話があり、安全確保と学校安全の重要性への認識と自覚を全員で深める１日となりました。平野校舎は、今後も警察等外部機関と密に連携をとり、学校安全のさらなる強化を図っていきます。