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SGH教員研修会・交流会

2017/12/22

本校のSGH研究発表会の一つとして、12月15日(金)午後に「教員交流・研修会」を開催しました。全国の大学や高校、中学校の関係者約70人の方々、また、視察のために来校いただいた文部科学省初等中等局国際教育課計画指導係長の矢田裕美様や朝日新聞社の方々を迎え、本校で開発している「課題研究の指導法と評価法」(平野メソッド)についてご紹介し、各校の取組や課題などについて情報交換を行いました。

次期学習指導要領では、「総合的な学習の時間」をより探究的な時間となるよう位置づけるなど、学習全般をとおして、課題解決に必要な知識・技能や、主体的・共同的に探究する態度の涵養などが求められています。本校では、探究的な学習の指導において指導者が抱えやすい諸課題について、解決の糸口となる指導法や学習ツールなどを開発しているところですが、研修会前半では、その中から特に以下の内容について紹介しました。
・グループ学習において各生徒の取組意欲を高める指導法や学習ツール
・「調べ学習」を「研究」へと深化させる指導法
・「研究テーマの設定」で活用する学習ツール(疑問を研究テーマに昇華させるツールQFT・4QS)
・情報収集・ポスター作成・論文作成のための指導法・学習ツール
・ポスターや課題研究における評価―指導のあり方

また、研修会後半では、本校が大阪教育大学アセスメントグループと協働して進めている「課題解決力」や「コミュニケーション力」などの評価法について紹介しました。
・PROG調査による評価結果とその分析
・本校オリジナルのグローバル人材評価法(GPAT)の開発について
・本校の評価計画について

研修の内容やご紹介した学習ツールに関するお問い合わせは、本校のSGH推進委員会までお願いいたします。