6月3日（金）にクレオ大阪南で、感染拡大防止対策を講じながら、芸術鑑賞を実施しました。昨年度は、二度にわたる延期となりましたが、今年度は天気も良く、行事予定通りの実施ができました。今年度は、演劇『地雷探知犬ニーナ（NEENA）』を鑑賞しました。「地雷」というと言葉では聞いたことがありますが、なかなか日常生活では実感がわきづらいものです。一方で、2012年でも世界61の国と地域で地雷や不発弾による死者がでている、深刻な社会問題となっています（データはAAR JAPANより）。演劇では、家族・戦争・平和・命など、さまざまなことを考えさせられ、役者の方々の演技・パフォーマンスや舞台演出にも魅了されました。生徒は事後学習として、ふり返りシートに演劇の内容・演出・表現等に関しての気づきや感想を各自記入しました。2学期の文化祭では、演劇をする団体もあります。ぜひ、今回の芸術鑑賞での学びを生かしてほしいと思います。また、自身でも文化・芸術に触れる機会を意識的にもち、感性を磨き続けていくことを願っています。