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防災学習・訓練を行いました

2021/11/26

  11月25日に全校生徒・教職員で、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行ったうえで、防災学習および避難訓練を実施しました。今年度は、「火災」をテーマの中心にとらえ、地震発生後、二次被害として火事が発生したことを想定しました。
 事前学習として、平野区役所のご協力により、生徒・教職員全員に『市民防災マニュアル令和2年8月版』(大阪市危機管理室)を配付し、家庭・地域での防災・減災について考えるきっかけ作りとして活用しました。
 防災学習では、災害が発生した場合にどのような行動をとれば良いのか、また普段からどのような備えが必要なのか、防災士の山口泰信様よりオンラインを活用した講義をして頂きました。地震・火災・水害の特性、消化器の使い方・ハザードマップの活用方法、防災グッズ、避難のポイント等多岐にわたってポイントを伝えて頂き、生徒・教職員ともに大変勉強になりました。生徒からは、「平野区の大地は水を多く含んでいると初めて知りました」「避難所での感染症対策について、よく知ることができた」「地震をとめることはできないので、被害を最小限に抑えられるようにすることが大事だと思った」「家の中の家具の位置を見直そうと思った」等のコメントが寄せられました。訓練後半では、実際に災害が起こったときを想定した防災訓練を行い、グラウンドへ避難しました。「災害の時ほど冷静でなければならないと思いました」「防火扉ってこれのことかな、と思いながら行くことができた」「考えてみたら、ガラスが多くあり、危険な場所になりやすいと思いました」などの多くの気づきがありました。
 今回は、平野警察署・平野消防署の方にもお越し頂き、防災学習・訓練の様子を見て頂き、貴重な助言を頂きました。また、大学とも連携し、通報訓練を行い、生徒だけではなく教職員も災害時の動きを確認しました。平野校舎では、近い将来に起きるといわれている南海トラフ地震等の災害に備え、阪神・淡路大震災や東日本大震災等で得た多くの教訓を忘れることなく、関係機関・地域と連携しながら備えて参ります。