HOME > 学校生活ブログ > 地震・水害発生時の避難訓練・防災学習を行いました

地震・水害発生時の避難訓練・防災学習を行いました

2023/11/17

令和5年11月16日(木)5限に、地震等の突発的な災害発生時の、生徒および教職員の防災意識の向上や避難活動の習熟、初期対応の検証を目的として「幼中高合同防災訓練」を実施しました。

 これは、学校安全管理計画と大阪市防災・減災条例に基づくもので、訓練当日は大阪市消防局のご指導のもと、附属高校平野校舎の全校生徒・全教職員、附属中学校・幼稚園・附属学校課の方々が参加しました。

訓練では、大阪市危機管理室や平野区役所のご協力により『市民防災マニュアル』・『大阪市水害ハザードマップ』・『平野区防災マップ』を活用した防災学習のほか、地震発生時の避難経路の確認、グラウンドへの避難訓練、備蓄・防災倉庫の位置確認などを行いました。また、水害警戒レベル4発令を想定し、安全確保のための3階以上へ幼稚園児を中学生が手を取って誘導する訓練も行い、災害時も五校園で助け合うという共助の姿勢が見られました。

  高校生は、災害時において、地域の自主防災組織や家庭での貴重な力となる可能性があります。災害時の被害を軽減させるために、高校では訓練や防災学習で得た知識・経験を地域・家庭で生かすことができるように、自助・共助・公助を実現するための評価指標「主体性コモンルーブリック」を活用した自己評価・ふり返りを行っています。また、教職員も訓練後、消防署の方から防災へ向けての指導・助言をいただき、総合な災害対応力の強化を図りました 平野校舎では、防災力の一層の向上を図るため、本訓練で発見した課題について、大阪教育大学や近隣学校、地域、消防署等関係機関と日ごろから連携しながら検討を前に進めているところです。今後も地震などへの災害対策、防災への取り組みを充実させ、より安全で安心できる開かれた学校作りのために努めてまいります。